家や土地を売るときに知っておきたいこと

親から引き継いだ大切な土地や建物、
そこに住むことはできないので売却を、とお考えの方、
まずは売却までの流れを知っておきましょう。

1、不動産会社に査定を依頼する。
不動産会社に依頼して、
物件の近隣の売買事例、地価公示価格、売出中の価格などから
査定価格を提示してもらいます。

2、売出価格を決め、不動産会社に仲介を依頼する。
提示してもらった査定価格を参考に、物件の売り出し価格を決め、
不動産会社と仲介=媒介契約を締結します。
この媒介契約には、3つのタイプがありますので、
ご希望の売却方法などを踏まえてどの契約を結ぶか決定しましょう。

3、不動産を売りに出す。
インターネットや広告などで、不動産会社が物件の売却活動を行います。
住宅の場合は、オープンハウスを開催して、
購入を検討しているお客様に物件を見ていただく方法もあります。

4、購入希望者が現れたら交渉する。
不動産会社を通して物件に関する情報を購入希望者に提供し、
価格や引渡しの条件などを交渉します。
契約締結後のトラブルを防止するために、
物件に不具合や欠陥などがあれば隠さずに伝えることが重要です。

5、売買契約を結ぶ。
条件を合意したら買主と売買契約を結びます。
このとき、一般的には物件価格の5~20%程度の手付金を受け取ります。

6、不動産を引き渡す。
引き渡し手続きでは、売買代金を受領するのと同時に、
司法書士へ依頼して所有権移転等の登記申請を行います。

これで、売却は完了です。
このように、売却完了までには時間がかかることもありますので、
その間ずっと土地や家を維持していく費用や手間を考えれば、
早めに売却を検討されたほうがいいかもしれませんね。