トーコーハウスで建てられたきっけは何ですか?
私も家内も長門市出身で、幼い頃からトーコーハウスになじみがありました。さらに、私の両親も、家内の両親も、さらに親戚までがトーコーハウスとお付き合いがあり、それでまず最初の病院を建てる前に連絡させていただきました。 最初の病院は大手ハウスメーカーの家をリフォームする形になったのですが、リフォーム後は1階病院部分がトーコーハウス、2階の自宅部分が大手ハウスメーカーというおもしろい構造になりました。
これで気がついたのが、1階部分は夏涼しく、冬は暖かく、逆に2階部分は夏非常に暑く、冬が寒いということです。とくに夏場は1階と2階では温度差が5~10度あり、トーコーハウスの方が住みやすく、しかも経済的であることがわかりました。 さらに、リフォームしてから約4年間大きな問題もなく、アフターケアもしっかりしていたので、病院を移転する時もトーコーハウスにお願いしました。さらにトーコーハウスは建築だけでなく、資金の融資のことも積極的に調べていただき、資金的にあまり余裕がなかった私たちはとても助かりました。
建物のデザインのイメージはどのような希望があり、完成前と完成後のイメージの感想、気づきなどお聞かせ下さい。
建物の外観は家内に任せました。家内は西欧風が良いということでお願いしたのですが、イメージ通りにほぼ出来上がったと思います。ただ、屋根の色がイメージより少し淡かったと思いますが、慣れてしまえばこの方が目立って良かったのではないかなと思えるようになりました。
また、飼い主さんに馴染みやすく、親近感が持てるように外から病院の中がみえるように待合室は全面ガラスにしました。おかげで明るく、開放感のある待合室になり、飼い主さんに安心感を与えてくれています。
それと、場所的に台風の被害を受けやすいところなので対処して欲しいとお願いしたところ、玄関を工夫していただき、しかも、病院のイメージを損なわずに上手に作っていただいて感謝しております。
さらに、川が近いこともあって、建物を高い位置に作ってもらいました。ご存知のように今夏の水害はひどく、当院の後ろの住宅は浸水し、救助用のボートが出るくらいでしたが、おかげで当院はまったく直接の被害は受けませんでした。
動物の病院ということで、特に設計上考えられていたことを教えて下さい。
まず臭い対策です。これまで多くの動物病院をみてまわりましたが、病院によっては動物臭や消毒臭を感じました。私の病院はどうしても臭いを発生しないようにと考えました。具体的には床や壁におしっこがしみこんだり、隙間に入り込んだりすると臭いのもとになると考えたため、そうならない素材を使ったり、隙間を作らない工夫をしました。 次に傷対策です。どうしても動物はひっかいたり咬んだりして、床や壁を傷つけてしまいます。ですので、そうならない素材を用いたり、腰壁を作るなどの工夫をしました。
毎日どのくらいのお客さんが来院されますか?
今の時期は一日40件くらいです。動物病院は春から夏が忙しい時期なのですが、この間は一日60件くらいで、多い時は一日80件くらいになります。動物種は犬が60%、猫が30%その他の動物(ウサギ、フェレット、ハムスター、鳥など)が10%くらいです。犬は最近、ダックスフンド、チワワ、プードルなどの小型犬が主体になっています。
動物の飼い主さんに対してのアドバイス的なことがあれば教えて下さい。
多くの飼い主さんはペットが病気になって初めて動物病院に来られます。しかしながら、現在はいくつかの怖い病気をワクチンや薬で守ることができますし、また、病気によっては早期に発見することで早く治ります。ですので、ペットが健康な時にこそ健康診断や予防接種のために動物病院に来院して欲しいです。これがペットが長生きをする秘訣かもしれません。
その他、当社(施工建築)に対するご意見や、ご要望などがあればご記入頂ければと思います。
これまでいくつかの住宅メーカーをみてきましたが、他社と比べてトーコーハウスは建築コストがリーズナブルだと思います。 また、建物内の温度管理がうまく調節されていると思います。このように、今後も環境にやさしく、また、お客様の負担を軽減してくれる住宅メーカーであり続けることを望みます。
これからは多分、室内でペットを飼われる方のほうが増えてくるでしょう。
夏の暑さが増し(地球温暖化)、戸外で飼うことが動物にも熱中症になることが増えてくるので…かといって、室内での生活も温度調節をしなければ、今度は、室内熱中症になりうる、やむなく冷暖房をペットにも使用しなくてはならないことになり、体調を壊しやすいペットも増えている現状です。 やはり、人間も動物もできれば身体に負担のかからない、自然の風がいいと思いますので、地熱利用はとてもいいコンセプトのシステムだと思います。冬に何度かサエラでの体感をした時に、やはり暖かいと思いました。